押し花

押し花とは

押し花は簡単に言うと花に重量をかけて水分を抜き去り、長期保存がきくようにしたものです。ドライフラワーの一種と言ってもいいかもしれません。こうやって押し花にしたものは生花と違ってかなり長持ちしますし、押し花特有の味わいが出てきます。それでは順番に押し花について紹介してみます。

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押し花電報をご存知でしょうか。電報用紙に押し花が添えられているものなのですが、送り手の気持ちが伝わるような電報です。さて、こんなに素敵な押し花なのに電報だけに使うにはもったいない・・・ということで、ここでは押し花の手作り方法を紹介しますので一緒に押し花を作ってみませんか?

押し花の作り方

押し花は身近にある材料を使っても出来ますし、押し花用の道具を使えばさらに美しく仕上げることが出来ます。それぞれに一長一短がありますので、それぞれの作り方を紹介してみましょう。

簡単な押し花

それでは練習として、簡単なクローバーを押してみましょう。

基本的な押し花に必要な材料

  • 平らな板2枚(押す花より大きいもの)
  • 新聞紙適量(朝刊一日分もあれば充分でしょう)
  • キッチンペーパー2枚(表面がでこぼこしていないもの。ティッシュでも可)
  • 板を入れられる大きさのビニール(ゴミ袋でも可)
  • 重し(レンガでもブロックでも百科辞典でも平らである程度の重さがあればよし)

押し花を作ってみましょう

  1. 板の上に適当な大きさに切った新聞紙を2、3枚重ねます。面倒であれば折ってもかまいませんが、折れ線が残っていると仕上がりに影響がでるので折れ線を避けましょう。
  2. その上にキッチンペーパーを重ね、クローバーを成形して置きましょう。
  3. さらにその上から順にキッチンペーパー・新聞紙・板を乗せます。
  4. 板同士がずれないように気をつけながらビニールで巻くか、ビニール袋に入れます。
  5. 重石をのせ、数日間(気温にもよりますが5〜7日)置きます。
  6. きっちり乾燥できていれば押し花の完成です。
押し花メモ
  • 新聞紙・キッチンペーパーなどの折れ線が押し花にかかっていると仕上がりにその線が出てしまいます。避けて並べましょう。
  • 板がずれないように、小さな釘で4スミを止める手もあります。板に穴が開いてもよければ試してみましょう。またはガムテープなどで止めてもいいです。
  • 茎は太くて乾燥が遅いので、見えない裏側をカミソリなどで傷つけておくと乾燥が速くなります。
  • この方法で厚みのない草花は大抵押し花に出来ます。もう少し厚みがあるものを押し花にしたいときには、板と新聞の間にウレタンなどを挟むと上手く出来ます。
  • 押し花にする原料の花は出来るだけきれいなものを利用します。また、厚みがある葉には裏にキズを付ける、つぼみは半割りにするといった下ごしらえ(?)をしておくといいでしょう。
  • キッチンペーパーの代わりに市販の乾燥紙などを使用するとすばやく乾燥できます。乾燥が速いほど色の劣化が少ないのでより鮮やかな色合いが出ます。
市販の押し花キットを使う

押し花は材料をそろえるのが意外と大変、押し花は簡単に出来るけどいまいち発色がよくないなどの不満点があるかもしれません。そこで今では押し花キットというものが色々販売されています。これを使うとさらにきれいな押し花が簡単に作れるようになります。メモでも触れましたが、乾燥に時間がかかればかかるほど押し花の色褪せが進みますので、こうした押し花キットや乾燥剤・乾燥紙を使えばそれだけもとの花の色をとどめておけるわけですね。

参考:押し花キットの価格

押し花キットは大きさや種類にもよりますが、5千円〜1万円ほどになります。その代わりこれを買うと他のものは不要であること、屋外にも持ち運びできるのでアウトドアのついでによさそうな花をその場で押し花にできる、押し花が手軽できれいに作れるといったメリットがあります。ちなみにほとんどの押し花キットでは付属の乾燥剤や乾燥紙などは再利用することが出来ます。

押し花教室

さらに押し花に興味がわいたなら押し花教室などはいかがでしょうか。各地のカルチャーセンターなどで気軽に習うことができます。こうした押し花教室では押し花を作るだけではなく、作った作品をブーケにしたりリースにしたりといった作品の楽しみ方も教えてくれますので、さらに押し花の世界が広がると思います。

押し花の利用法

押し花は自分で楽しむほかに封筒に入れて知人に贈ることも出来ます。(台紙などで折れないようにすることと、料金不足に注意)また、額などに入れて飾ったり、人によってはラミネート加工やガラス・アクリル板などに挟み込んで自然の絵画として楽しんでみたりとさまざまな楽しみ方が考えてられます。こうした楽しみ方のヒントは色々紹介されていますから、押し花に興味を持ったら調べてみてください。

最後に

押し花を楽しむのにあたって、いくつかの注意点があります。まずは採取禁止の植物を勝手に採取しないこと、花の持ち主がいれば許可を取ることなどです。そして、完成した押し花は保存状態によっては劣化してしまいますので直射日光を避け、なるだけ空気を遮断するようにすると長持ちしてくれます。せっかくの押し花ですから大事に扱ってあげてください。

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