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ミニチュアピンシャー

ミニピンの愛称で親しまれているミニチュアピンシャーですが、小さいドーベルマンのような見た目ですね。ドーベルマンほどの顔のするどさはありませんが立っている姿は凛々しいものがあります。子犬でも背筋をピーンと伸ばして立つ姿は惚れ惚れしますね。小さいながらもバランスのとれたわんちゃんです。


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ミニチュアピンシャーの歴史

ミニチュアピンシャーの祖先は、およそ300年前のドーベルマン・ピンシェルの祖先としても名が知られているヘル・ピンシェルです。ヘル・ピンシェルは小害獣の駆除のためにドイツなどで飼われていた中型犬で、ミニチュアピンシャーはこのヘル・ピンシェルを小さく改良された犬種です。同じ祖先を持っても、ドーベルマンよりミニチュアピンシャーの方が、その誕生は早いものでした。ミニチュアピンシャーの小型化が進んだのは19世紀に入ってからで、トイドッグとして飼う事のできる大きさになりました。ミニチュアピンシャーが固定犬としてケンネルクラブに公認されたのは1895年でしたが、ミニチュアピンシャーという名前がついたのは1925年と公認されてから30年を要しています。ミニチュア(小さな)ピンシャー(テリア・噛む犬)という意味の名前です。

ミニチュアピンシャーの特徴

ミニチュアピンシャーの特徴は、なんといっても小さいながらも体はとても筋肉質で小さな顔だというところでしょう。見知らぬ人への警戒心が強く、番犬に向いています。祖先であるヘル・ピンシェルの性格を今も受け継いでいて、気が荒くて大胆だといわれています。家庭では飼いにくいというペットショップの店員さんもいますが、ミニチュアピンシャーのブリーダーにいわせればそんなことはないそうです。テリア気質がありますのでしっかり躾を入れて、家族の方がミニチュアピンシャーよりも上位にいるということをわからせれば問題ないでしょう。色はブラック&タンやチョコレート&タン、レッドなどがあります。ブラック&タンが見た目ドーベルマンにそっくりです。成犬になっても体高が30センチ弱、体重も3.5キロ前後と小さな犬になります。

ミニチュアピンシャーの飼いかた

早い時期からの躾が必要です。とにかく行動的な性格で、たえず動き回っているような感じですのでお年寄り向きではない犬種です。運動量もある程度必要で、毎日朝晩の散歩を20〜30分くらいしてあげましょう。気の強い性格を考えるとなるべくストレスをためないようにして、天候が悪くて散歩に出られない日が続くようであれば室内で十分に遊んであげてください。手入れは毛が短く抜け毛も少ないのでとても簡単です。蒸しタオルなどで定期的に体を拭いてあげるだけでもいいのですが、スキンシップをはかるためにも1日1度はゴムブラシでブラッシングしてあげると皮膚にも刺激になってとてもいいことです。顔はタオルで拭いてあげましょう。デリケートな皮膚なのであまりゴシゴシこすらずにやさしく滑らせるような感じでブラッシングしてあげましょう。清潔好きな性格なのでまわりを汚すようなことはありませんが、テリトリーの意識が強いのでマーキング癖のある犬種です。

ミニチュアピンシャーの断尾

ミニチュアピンシャーに限らず、ドーベルマンやテリア系など、断尾をする犬種は数多くあります。断耳もそうですね。断尾も断耳も生まれて間もない子犬に行うもので、骨がしっかりしてくるとできなくなります。ヨーロッパ近郊のほとんどが動物愛護の面から断尾と断耳は必要ないと禁止しているところがほとんどです。断尾や断耳は猟犬だった頃に必要性があって行われていたもので、トイドッグとしての犬たちが増えてきた現在、その必要性はないとされています。日本もいつか断尾も断耳も禁止されるときがくるかもしれませんね。ミニチュアピンシャーの断耳は、しない人が増えてきていますが断尾は変わらず現在も行われています。人間の手を加えてスタンダードというのには疑問を持ちます。ミニチュアピンシャーもドーベルマンも断耳をしないと優しい顔つきになるのです。それが本来の彼らの持つ顔なのですから。


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